社内説明で使えるサジェスト対策チェックリスト
「サジェスト汚染対策を導入したいけど、上司や社内をどう説得すればいいか分からない」――そんな広報・人事・Web担当者のために、社内説明にそのまま使える“サジェスト対策チェックリスト”をご用意しました。稟議や会議での説明に使えるだけでなく、社内理解を深める資料としても活用できます。
目次
なぜ社内でサジェスト対策が必要なのか
検索エンジンにおいて企業名を入力したとき、ネガティブなキーワードが補完表示されていると、ブランドイメージの低下、採用応募者の離脱、取引先からの不信など、経営に直結するリスクを抱えることになります。
そのため、経営層や法務部、人事部など関係部門と連携して「リスク管理の一環としてのサジェスト対策」が必要になります。
社内説明用チェックリスト10項目
社内会議や稟議提出時に使えるチェックリストは以下の通りです。
- 自社名をGoogle/Yahoo!で検索し、サジェストにネガティブワードが表示されていないか？
- 過去に掲示板・口コミサイトで風評が拡散されたことはあるか？
- 採用サイトや採用LPのCVRが突然下がっていないか？
- 「ブラック」「やばい」「辞めたい」などの検索が多発していないか？
- 経営層や広報が風評リスクの存在を把握しているか？
- サジェストや関連検索の変動をモニタリングしているか？
- ネガティブワードの削除申請をしたことがあるか？
- サジェスト汚染の有無を含めた「検索印象診断」を実施したことがあるか？
- 検索結果のキャプチャや記録が社内共有されているか？
- 第三者の専門対策業者に相談したことがあるか？
説明時に押さえたいポイント
サジェスト対策の社内説明では、以下のような伝え方が有効です。
- 「リスク回避」と「ブランド価値保護」の両面から伝える
- 経営層には「売上・採用・IRへの影響」の切り口で説明
- 法務・広報には「危機管理」「風評対応」の一環として提案
- 実例（他社の風評被害）を交えると説得力が増す
チェックリストを資料化して配布すれば、社内での理解も一段と深まります。
実際にチェックリストを活用した成功事例
ある中堅メーカーでは、採用ページのCVRが低下したことをきっかけに検索調査を実施。サジェストに「ブラック」「離職率」などのワードが表示されていることが判明し、本チェックリストを用いて社内説明を実施しました。
その後、サジェスト対策を導入し、約3ヶ月でサジェスト改善、応募数の回復を実現しました。
まとめ
サジェスト対策は、「必要だとわかっていても社内が動かない」という課題を抱える企業が多いのが現実です。だからこそ、客観的かつ論理的に伝えられるチェックリストの存在が重要です。必要な説明資料のひな型やサポートが必要な方は、「アクロスクリエイト」までお気軽にご相談ください。
